批判的な分析屋でもなく、愚直な実行者でもなく。

2010/05/24DailyBlog / Majime

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きのう、AMNの高柳さんたちが主催している月イチ勉強会なるところでいろいろ話をさせてもらいました。

いつか、遊びがモノをいう、というナイキのコピーをまるパクリしたタイトルで3時間ほどみっちり。
最後のほうに、ダーリンコラムを紹介して朗読してもらったら、翌日有安くんから、「批判的な分析屋でもなく、愚直な実行者でもなく、明るい行動者でありたい」ってことなんだね、とTwitterでDMをもらった。そういうことなのかもしれない。

そんなこんなで、ソウ・エクスペリエンスでは講演会やワークショップなど、呼んでいただければ手弁当でどこでもお伺いしますので、興味ある方はぜひichizo.yamamotoあっとまーくsowxp.co.jpまでメールを!代表西村でも、僕でも、事業説明はもちろん全然関係ない話でも。

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Nooshinと和田とバブルスに学ぶ、潜り力。

2010/04/05Majime

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○○力(りょく)ブームもいい加減終わった感がありますが、最近は「潜り込み力」がすごく大切なんじゃないかという気がしています。

まずは和田くんの例。彼はソウ・エクスペリエンスを皮切りに自由大学や様々なプロジェクトに「ちょっと興味があるんですけどいいですか?」と言っていつの間にかスタッフになっている。

そして先日も書いたバブルスくん。(参照:バブルスの件に思う。触媒になれればそれでいい。)
最初は不思議くんだったのに、いつの間にか「僕はここにいますけど、何か?」的オーラを醸し出してでうちのオフィスに居座った。そしてまたも別の企業に潜り込むことに成功。

さらに最近スタンフォードの友達から紹介してもらったNooshin。(Nooshin.net)
彼女は日本のメディアでネットインターンしたいといって、コネもなにもないけどアメリカからやってきた。僕はちょろりと人を紹介してあげたのだが、先日聞いたらいつの間にかメトロポリスや朝日新聞Glove、Greenzでインターンしているとか。

彼らの誰も、レジュメを振りかざして自分を激しく売り込んだりはしていない。
自分はこんなに凄いんです!と売り込んだり、ここじゃなきゃだめです!なんて頼み込んだりもしない。するっと潜り込むのだ。

これって、ちょっと新しいよね。
感じよくニコニコしていれば潜り込めるのだなあと再認識する日々でございます。

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どうやって山に登るか。Joi兄妹のはなしを読んで。

2010/03/17Majime

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ちょっと前のエントリになるが、伊藤穣一(Joi Ito)さんのブログがおもしろかったので紹介。
Formal vs informal education – Joi Ito’s Web

Joiとその妹Mimiさんのはなし。

妹のMimiさんはまさにエリート。
ハーバード、スタンフォードを出てアカデミック街道まっしぐら。対してJoi自身はというとドロップアウトの連続。大学中退、その後もう一度入り直すもformal educationに対して幻滅してしまい、やっぱりドロップアウト。彼自身、formal educationで学んだ大事なことはブラインドタッチと友情と運動だという始末。

そんな対照的な兄と妹だけれども、ふたりともいまはカンファレンスに呼ばれたり、セミナーに登壇したりと、同じ分野でめざましい活躍をしている。

彼は言う。もちろんドロップアウトする生徒を少なくすることは大事だけれども、どれだけの人が現在のformal educationに全くマッチしない興味やパーソナリティーを持っているか。彼は幸い素晴らしいメンターやインターネットに支えられて学びへの興味を失わなかったが、まったくそういったものを得られずドロップアウトしてしまう人がたくさんいる、と。

ほんとにそうだよね。
教育の目的が、Chikirinさんが“自分の表現法”と出会うで書かれているような「あなたにとっての表現方法を見つけなさい」ということだとすれば、今のFormal educationはまったくその要請に応えられていないのかもしれない。

Joiみたいに学校にきちんと行かなくたって、山には登れる。
そしてどの山に登るかを決めるのは自分しかできないけど、登るプロセスを手助けする手段がもっとあってもよいのではないだろうかと改めて思った。そういうことを、ソウ・エクスペリエンスでもやっていきたいなとふんわり考えております。

P.S 妹のMimiさんのポストも面白いです。
Mimi Ito – Statics: New Media and Its Superpowers: Learning, Post Pokemon
ポケモンなどのゲームとそれに付随するソーシャルエンゲージング(他の子供と交換したり/対戦したり)が、如何に子供の教育に効果的かということを書いています。そして自分たちが用意した教育メソッドしかうまくいかないと勝手に思い込んでいるオトナへの批判も。僕も大切なことはドラクエと美味しんぼとドラえもんとマスターキートンに教わった。あとタッチ笑。

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バブルスの件に思う。触媒になれればそれでいい。

2010/02/24Majime

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昨日、僕らの仲間である通称バブルスくんにとってもいいことがあった。
端的に言うと新しいフルタイムでの働き口が見つかったのだ。

彼は社会人経験1年で前の会社を退職し、小さい組織で働きたいと数ヶ月前にメールで「アルバイトをしたい」と連絡をしてきた。

とりあえず一度会ったものの特にお願いできることもなさそうなので「正直データ入力くらいしかないので、君のためにもならないと思うのでまたね」と断った。そしたらすぐに、「データ入力に未来がないなんてことはありません」とカウンターパンチを打ってきたので、そうまで言うならとオフィスに週に二回くらい来てもらうことになった。

不思議なやつだった。
控えめだけどノリはいいし。
マジメだけどきちんとやる気をなくすときはなくすダメさもあって。
でも人の悪口とかは絶対言ったりしないヤツだった。

ソウ・エクスペリエンスはいまでこそ10人程度のスタッフだが、ここに至るまでにはいろいろなひとが関わってきた。3年近くアルバイトしてくれた学生、数ヶ月どっぷり浸かってどこか居なくなってしまったひと、半年に一度くらい人生相談しにくるひと。

僕は結構自分のことで精一杯だし笑、ほいほい気楽に困ったらうちおいでよーなんて引き受けることはできない。
だから、正直バブルスには困っていた。あまりチャレンジし甲斐のある仕事も与えてあげられなかったし、このまま仕事見つからなかったらどうすっかなーとか本人が心配すべきことを勝手に心配してました。

でも今回の件を聞いて、うちのオフィスで過ごした時間がもしかしたらちょっとくらいプラスに働いたのではとほっとしてます。

世の中変える!なんて言わなくていいので、触媒になれれば十分。

僕らはバブルスのよい触媒になれたのです、きっと。

そんなことを改めて気づかせてくれたバブルス、ありがとう!
そしてまたいつでもオフィスにいらしてください。

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変われることと、変われないこと。

Majime

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以前田町にある三田の家で本城愼之介さんとお話をしたとき、楽天を辞めて教育のほうへ転身をしたという一連のストーリーを説明されるときに、「楽天の経営を通じて、会社の成長は人の成長にほかならないということを痛感したので、人の成長にフォーカスをあてられる教育にどうしても興味があった」というようなことを仰っていた。

会社の成長は(その構成員である)人の成長にほかならない、というのは僕も非常に同意するのだが、その成長の過程で「人はどのくらい変われるのか」ということが僕はとても気になる。

自分自身や身近な例で考えてみると、容易に変われる、獲得できるのではないかというのは、対人折衝能力や説明能力ではないだろうか。シャイだった人が営業の仕事をはじめたら結構外向的になった、とかダメ出しされているうちに説明能力がついたなんて話しはよくあると思う。

逆に、どんなに強い影響があっても変わらない(人によって変えられない)のは「好奇心」だと断言できる。好奇心がない人に「好奇心をもて、世界の見え方が変わるぞ」と言っても何も起きない。同様に事業欲、みたいなものも教えて与えられるものではない。そして時間に対する意識もなかなか変わりにくい。遅刻するひとはずっと遅刻するし、守る人はいつまでもパンクチュアル。

そうなってくると、たとえば会社においては「もっと他人の仕事に興味を持ちなよ」とか「時間を守りなよ」なんていう嗜めの言葉は非常にナンセンスなのですね。当たり前ですが。だから誰をバスに乗せるべきか選ぶときは、変えられない資質を持ち合わせているかがやはり重要だ。

変わることと変われないこと、変わろうとしないこと。変わるべきではないこと。

そんなことを意識しながらいろいろやってきたいと思いまーす。

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限定商品について。

2010/02/10Majime

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先日、ちょっと頼まれてとある限定商品の香水を買った。

なんでもインターネットでは売り切れらしく、発売日にお店に行けば買えるというのでお店まで足を運んだ。

化粧品売り場って苦手なんだよなーと百貨店の香水売り場に行ったら、初日らしく目をキラキラさせた店員さんが「こちら限定になりますので・・・」「限定のサンプルも・・・」と限定、限定と連発していた。

列の終点を示すサインにも限定○○個という数字が踊り、人が並んでいた。

それを眺めながら、きっとそのブランドの生産力ならいくらでも作れるだろうに、と天の邪鬼に考えてしまった。

限定というのは、その数しかどうやっても作れないから「限定」なのではないだろうか。

仕事に携わる人のことを考えて、どうやってもある程度制限された数しか作れなかったり。制限された数くらいじゃないと売り出せないくらいアバンギャルドな実験的商品だったり。

そういう風になるべくして制限されるのが「限定」のはずである。

いくらでも作れるのに数を抑えてそれをウリにするのは、やっぱりどうなのと思ってしまうのである。そもそもすべてのものに限りがあるのだから。

というわけで、ソウ・エクスペリエンスギフトのバレンタインスペシャルパッケージは500個限定、残りわずかです。この限定もきちんと理由があります笑

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手段が目的化してもいいのではないか?

2010/02/09Majime

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会社をつくるのは手段であって目的ではないよ、
どんな場面でも手段と目的をはき違えてはいけないよ、とよく言われてきた。

僕も以前は何をやるにしても手段が目的化してしまうことは不純で、そういう姿勢では何も成し遂げられないのだろうと思っていたのだが、最近になって本当にそうだろうかと思い直してきた。

たとえば会社をつくるという「手段」にしても、実は雇われではなく自分でやってみたいからやるだけ、とかそういう動機があってもよいのではないだろうか。

たしかに遠くの星を目指すことを目的にして、最良の手段はなにかと考えることは大切かもしれないけど、とりあえずスペースシャトルつくっちゃわね?という手段そのものを目的にしちゃうのも、なかなか人生楽しいのではと思うのである。

極論を言えば人生は手段であって目的ではないはずなのだけれども、うーうー毎日うなって考え込むくらいなら、宇宙行きたいかどうかもわからないけど、スペースシャトルを作ることそのものがまず楽しいよね、という風に手段=Experienceに価値を置く態度というのはやはり大切にしたいなーとふんわり考えています。

ありふれた議論ですが、日々過ごしているとそれはいったい何のために、何のためにという行き過ぎた目的ドリブン思考に冒されそうになる瞬間が多々あるので書き留めておきます。

しかし昨日のソウメンバーのファミレス議論は不毛だった笑。あれに価値は置けません。はい。

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体験談というきっかけ。

2010/01/05Majime

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やー寒いですね。ご多分にもれず全身ヒートテックです。

渡辺千賀さんがブログで展開していらっしゃる『海外体験談集』を改めて読んだら大変すばらしいので思わずエントリ。

これを読むと、

『香港では大卒以上の留学生に対して、申請さえすれば1年間の労働許可付きVISAが出ます』
『香港のTOP3スクールに留学する日本人に対して、返済不要の奨学金が在香港の日系企業から出ており、それで学費の2/3をまかないました。』
『(米国の)連邦政府職員は、定年退職制度がないため、自分が働きたいまで何歳までも働けます』
『映像制作業界(アニメーション、ビジュアル・エフェクツ)に関して言えば、こちらの大手スタジオにはどこも必ず何人か働いている日本人がいます。もともと日本 のCGアーティストは世界的にも優秀ですし、まじめにコツコツやる人が多いので、重宝がられているようです。』
『フランスは学費が無料+博士の学生は給与を受けられます。おすすめですよ。』
『ドイツ:ソフトウエア業界は比較的外国人に就労ビザがおりやすい。ただし学歴は修士以上』

なんてことが分かってしまう。

海外で働く、ということを普通の人が想像すると商社マンで海外赴任、メーカーで現地法人マネージャー、みたいな駐在員スタイルしか思い浮かびませんよね。(それか夢を追うプロスポーツプレーヤーとかダンサーとか。)

人は前例があると一気に動きやすくなるので、従来の文脈ではあまり語られてこなかったこの体験談集はとっても価値が高いのでは。

私事ですが、僕も大学を出て1年足らずですぐに会社をつくることに抵抗がなかったのは、親父が中小企業の経営者だったからということもあるけど、学生時代に起業本といういわゆる体験談集を読み漁っていたのでイメージがリアルだったということもかなり影響しています。

体験談というのは地味ですが人の価値観を広げる、すばらしいコンテンツですね、改めて。

ほかにも何かおもしろい体験談が作れないかな。
デザイナーやエンジニアを除いた、二足のワラジを履いたポートフォリオワーカーを紹介するコンテンツでも作ってみようかな。

追記1.
あ、坂井さんがやっていらっしゃる『百貨店からの転職経験談:百貨店からの転職支援室』もそうですね!

追記2.
非日常体験の体験談だったら遊び(=エクスペリエンス)の発掘サイト [エクナビ]でどうぞ。

追記3.
あと、うちの西村がブログで力説してる学生必見:目から鱗の奨学金制度 | Tak Nishimura Blogもどうぞ。

追記4.
あ、どうでもいいですがこれ買いました。『マウンテンバイクでアンデス下り』とか超そそります。

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問題は解決しなくてもよい。

2009/10/20Majime

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問題は必ずしも解決しなくてもよい、と考えるといろいろラクになることがあります。

会社経営者!リーダー!コンサルタント!みたいなマッチョな肩書きの人々は、常に問いを立て、ロジカルに解決していくような印象を受けますが、やっぱりどうしたって解決できない問題はあります。

たとえば、「ソウ・エクスペリエンスの主力であるギフト事業の売上げはどうやったらもっと伸びるか?」みたいな問いを立てたとして、これに対しては本当に星の数ほどのアプローチがあるわけです。でもって誰も答えは知らないし、たいていの場合やってみないとわからないことが多い。当然、これだ!と思ってやってみても、うまくいかないこともたくさんある。

こういうような問題や問いに直面したとき、僕が重要だなと思うのは、「みんなを納得させられればそれでいいのでは」、ということです。たとえ本質的な解決がすぐにできなくても、その段階で仲間をはじめとする周囲の人間を納得させることができれば、それでOKじゃないかと思います。

「それは今解決しなくても時間が解決するから大丈夫だよ」や「ほかにもっと大切なことがあるよね」というようなことかもしれません。問題は問題そのものではなくて、それを問題だと思っている人たちがいるということが問題なのかもしれません。だからその人たちにきちんと説明ができて、周囲がそれに納得してモヤモヤが解消すれば、それもある種の問題解決なのではと思います。

もちろん先送りは良くないので、「この問題の本質は△△にあるはずだから、これを××と○○に分解して、こういう風に前に進もう」と言えたら気持ちがよいのですが、身の回りに起こることがすべて、クイズみたいに答え合わせはできるようなことではないので、問題は解決しなくてもよいと考えることも大切かなと思います。

以前は「すべては解決できるはずだ」と思ってちょっと息巻いてしまうこともありましたが、最近はこういう風に考えることができるようになって、少しラクになった気がします。

そういえばユニクロ柳井さんの新しい本出ましたね。
ジルサンダーとのコラボのやつ、モノによってはとってもいいと評判を聞きます。まだ見てないけど。

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友人代表スピーチで僕が話したこと。

2009/10/08Majime

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というわけで10/3にうちの代表の西村がめでたく結婚しました!
お相手は創業すぐから付き合っている千恵ちゃん。

僕は友人代表スピーチを仰せつかり(というか本当は1ヶ月くらい前に「おれにスピーチやらせろ」とメールしたんだけど笑)、泣き虫スピーチを披露。まーくんの友人代表スピーチでも泣いたし、どうなってんだおれ。。

これで人生で3回目の友人代表スピーチ。本当に光栄な機会だと思います。
新婦側のご親族ご友人に少しでも彼の人柄を伝えてあげられればと思いましたが、斎藤坂井さん須田さんたけるなどなどみなさまの心に少しはお伝えすることができたようで何より。

というわけで勝手にスピーチ原稿公開。
本当はロングバージョンもあるのですが、どうやっても10分くらいかかりそうだったので半分に削りました。

ぺたり。

新郎琢くんと中学から友人で、いま一緒にソウ・エクスペリエンスという会社をやっております山本一造と申します。

改めまして、琢さん千恵さん、並びにご両家ご親族のみなさま、心よりお祝い申し上げます。

私と琢くんは、中学/高校/大学と一緒で、卒業後は一緒に会社を興し、単純計算で15年程度の仲になるわけですが、特に会社を一緒にはじめてからは365日中300日以上くらいはゆうに一緒に時間を過ごしているのはないかと思います。

今日ご列席されている新郎側の顔ぶれを見ても、本当に見慣れた方々、大変お世話になった方ばかりでして、どうやらこれは僕の結婚式なんじゃないかと錯覚をしてしまうくらいなのですが、本日はいくらかお時間をお借りしたいと思います。

最初に千恵さん、お礼を言わせてください!

千恵さんがいなかったら、今の琢くんも、僕らの会社もなかったなと思います。

あなたとデートする日の彼の仕事のスピードは凄まじく、どんなに議論が白熱していても、千恵ちゃんから電話があると彼はそそくさとオフィスを出て行きました。あなたが彼のチャレンジの支えになっていたのは明らかです。

そして千恵さんはときどき僕らのオフィスにケータリングでランチを届けてくれました。彼女が来るとオフィスがぱっと明るくなりますし、アルバイトの学生男子スタッフのなかには千恵さんファンクラブもできていたくらいです。

千恵さん、ソウ・エクスペリエンスを代表してお礼を言わせてください。ありがとう。

さて一方の琢くんなのですが、僕にとっては15年来の友人であり、ビジネスパートナーでもあります。

本当にいろいろなことを僕は彼から学びましたが、そのなかでもとりわけ僕が彼から影響を受けたのは、「プロセスを大事にする」という精神です。

ベンチャーというと何がなんでもスピードスピードと思われがちですが、彼はどんな場面でも常に、「それは過程そのものを楽しむことができるのか?」ということをいちばんに考えて意思決定をしていました。

大きな野心を持ちながらも、マイペースで自分が履ける靴のサイズをきちんと知っているというのは凄いなあと、そしてこれがリーダーシップというものなのだと、僕は会社を興してからの4年間を通じて痛感致しました。

学生時代、僕らのヒーローはリチャード・ブランソンや本田宗一郎や盛田昭夫でしたが、彼は自分なりの新しいリーダーシップを体現していると思います。(ここいろいろ付け加えて喋ろうと思ったのですが忘れた)

ひとつみなさまに紹介したいものがあります。

この無印良品の画用紙です。

これは端的にいえば、彼が4年前に僕にくれた手紙です。

会社をつくってはじめて二子玉川に広さ20平米のオフィスを借りたとき、まだ家具もなにも置いていないまっさらなオフィスの床に、彼がこっそり置いていったものです。

誰にも見せたことはないのですが、琢が結婚することになったら、結婚式のときに必ず、嫁さんに見せてあげようと思ってずっと大事にとってありました。

ここには3ページにわたり、決意表明が書いてあります。

■1ページ目
決意表明

■2ページ目
1.成功に向けて、全身全霊を注ぎます
2.苦しいときがあろうとも、No Fun, No Gainを貫きます
3.仲間と共に最高の人生、最高のストーリーをcreateします
そして最後にもうひとつ

■3ページ目
山本一造の勇気と英断に、最大級の敬意を表します。
楽しくやろうぜ!

と、汚い字で書いてあります。
これは4年前に書かれたものですが、もうこの3ページに彼のすべてがあらわれていると思います。

千恵さんのご友人/ご親族のみなさまにお伝えします。

琢は、どんなにつらいときも、逃げない男です。

会社が本当に苦しいときにも、笑顔で、こちらにいらっしゃる、応援してくれる方々に助けを求めにいきました。

堂々としていて、嘘を好まず、勝っても負けても、常に笑うことを忘れない男でもあります。

生意気いいますが僕はそういったことが一番人間にとって大切なことだと思いますし、それを備えている彼以外に、千恵さんを幸せにできる男性は世界中探してもいないと思います。

たっくん、千恵ちゃん。
あなたたちに出会えて僕の人生は本当に素晴らしいものになりました。
これから楽しい人生を過ごすために必要ないろいろなことを、あなたたちから教わりました。

心の底から、ほんとに、ほんとにおめでとう!

まとまりのないスピーチで恥ずかしいですが、僕の祝辞に代えさせていただきます。

さて今回は二次会ではなく二部だと言い張り仮面舞踏会を決行。

おいらと熊で司会。DJは西くん。音響隊長は須田さんという鉄板の布陣。朝からスダジオでスピーカー六発とウーハーとステージを運び。ヨーヨーブラックにパフォーマンスしてもらい。春子に歌ってもらい。やー、我ながらいいパーリーだったわこれは。やってる側が楽しいのが一番。

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山本一造のブログ
ソウエクスペリエンス株式会社取締役
プロフィール
日々雑感/主に東京のレストラン情報/ガジェット情報などなど。2010年はブログ記事のカテゴリを整理してアーカイブ化していきますのでお待ちくださいませ。

Twitterは@ichizoyamamoto
エクナビマイページはichizoです。

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