「買って使って売る」から「買うと同時に売りながら使う」へのシフト。

2014/08/14未分類


「琢はTシャツ何枚持っている?」
先日、サンディエゴから帰国した一造に突然聞かれた。
彼の知り得る限り僕は最も物を持たない人間らしく、確かにその通りだと思うのだが、その話の延長で未来の所有のあり方について話したことをちょっとここで書いてみる。

僕が自分でユニークな消費及び所有の仕方をしていると思うのが、車だ。
最初の車はフォルクスワーゲンのポロ。
真緑で街中でも目立つかわいいやつだった。
3年前の暑い夏の日に突然思い立って藤沢にフォルクスワーゲン専門の中古屋を見つけてその場で買ってきた。
確か全部こみこみで50万円くらいだったと思う。
安いだけに故障してる箇所もいくつかあったのだが、それも愛嬌。走ればokということで随分乗り回した。
そして2年経って車検の時期がやってきて、購入費に対して車検費用が高いこと、そして二人目の子どもができることもあって車検はせずに友人に無償譲渡。
車をあげるというのはなかなか痛快で気持ち良いものなので案外おすすめだ。
そして今は安全+デカさということでボルボのV70という車種に乗っている。
これも破格で買ったので1年後に近づく車検に出すかどうかは若干疑わしい。

というのはいきなり全部余談なのだが、例えば車などは、買った時点で既にネット上の自分商店に売り物として並べておいて、然るべき妥当な値段で買いたい人が現れたら売ってしまう、別に売ろうと思っていなかったけれど買いたい人がいるなら売ってしまって自分は別を探すという形態が、今くらいEC出店コストが下がってくると出てくるのではないかと思うのだ。
別に車に限った話ではなく、自分の所有するあらゆる物が、購入した時点で何かしらの方法で自動的にネット上の自分商店に掲載(出品)されている。
厳密に出品でなくとも参考価格などを併記して「売ってもいいよ」という状態になっている。

つまり「買って使って売る」から「買うと同時に売りながら使う」へのシフトだ。
そろそろこういうことを本気で始める人が出てきてもおかしくないと思う。

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難民×体験ギフト。

2014/08/11未分類


僕は家系は日系移民だ。
広島県民であった曾祖父母が戦前にシアトルへ渡り、その後サンフランシスコで生活している中で第二次大戦が起き、直前に帰国していた僕の祖父は日本軍、その他の家族は強制収容所(その後米国軍として兄弟で戦う)という中で生き抜いてきた。
とても過酷であったと思うが、その一方で、これは少し自慢なのだが遠い親戚のうちの一人はチャーリー・チャップリンの秘書を務めていたりして大成功した人もいたりする。

僕自身は日本生まれの日本育ちなのだが、そんな背景があり移民や難民の問題に4-5年前から関心を抱くようになり、知識を貯えると同時に行動に繋げるように意識してきた。

そんな問題意識が背景となり、今回、SowExperienceの体験ギフトの中でも人気商品である『レストランカタログRed』(20,000円/税別)にてビルマ人難民の運営するレストランRUBY(高田馬場)を掲載し送客を開始すると共に、売上金額の一部を難民支援協会に寄付するという取り組みを始めることになった。掲載されたコースがこちら。

移動する民と書いて移民。
困難を乗り超える民と書いて難民。

人はいつだって移動してきたし(だからこそアフリカで生まれた人類が世界中にいる!)、人はいつだって困難を乗り越えてきた。

今回の取り組みを通じて興味関心を喚起すると共に、送客を通じて難民の方々が暮らしやすい社会に一役買っていきたいと思う。

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度肝を抜かれたバレエ観劇。

2014/08/08未分類


昨日は先日SowExperienceで販売させていただいた東京バレエ団の公演があったので夜、観に行ってきた。

内容は白鳥の湖(短いバージョン)とボレロだったのだが、上野水香さん踊るボレロが圧巻で度肝を抜かれた。
バレエであると同時にコンテンポラリーダンスでもあると思うのだが、巨匠と言われる振付師モーリス・ベジャールはやはり巨匠であった。
もうね、釘付けにされたからね。ほんと。興奮してしまった。

SowExperience特典であった終了後の写真撮影も少し手間取ってしまったものの公表で、今日の今頃は親子向け公演が盛り上がっているところだと思われる。

お買い上げいただいた皆さま、ありがとうございました。
また年内にバレエの特別チケットをまた販売予定ですし、他の文化鑑賞チケット、そしてスポーツ系の特別チケットも順次販売していきますので、ご期待ください。

こちらは昨日のボレロに比較的近い動画。

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子連れオフィスの次は難民インターン。

2014/08/07未分類


子連れ出社は相変わらず活況で、日々受け入れ態勢も強化されている感じがしている。

そして昨日からはミャンマー人難民の両親に生まれた難民二世の大学生、シャンカイ君がインターンとしてオフィスに滞在中。
彼は写真の記事中にもあるようにMeal for Refugeeという活動を推進する行動派なのだが、以前SowExperienceが行っていた難民ツアーを通じて知り合い、そして彼から先日インターンをしたいとの連絡を受け今日に至る。

活動的な彼だが実は無国籍状態で、それゆえにパスポートを作ることもできず海外に行くことがとても困難なのだそうだ。
その証拠に、彼は両親の故郷であるミャンマーの地をまだ踏んだことがない。妙な話だ。

でもそんな彼がSowExperienceでインターンをしたいと申し出てくれたことをとても嬉しく思うし、こういう形のグローバル化も良いではないか。
多くの国籍の人が働いているだけがグローバルではない、むしろ無国籍であること、中空であること、そこに僕らは魅了され、関心をもち、世界が広がっていく。

8月中は彼がオフィスにいることが多いので、ぜひ会ってみたい人は気軽にお立ち寄りください。

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たかが3%の個性。

2014/08/04未分類


子どもを見ていると、どの子もほとんど同じだなと思うことが多い。
女の子のことはあまり分からないが(男と女は結構違う気がするので)、男の場合は、電車など乗り物が好きで、一定年齢になると“おなら・うんち・おしっこ・おちんちん”が大好きで会話の半分がこの単語で構成され、お母さんのスカートの中に潜り込んで、、、、
彼らの97%くらいの思考回路や言動は共通化されているのではないかと思えてくる。

でも一方で残りの3%のちょっとした違いも面白く、きっとここも大切にしてあげると良いのだろうな思う。
喧嘩の時に手が出る子、口が出る子、守りに入る子、言いつける子、、、
個性という言葉がマジカルワードとしてここ数十年語られている気がするが、個性とは所詮この3%、されどこの3%だと思っていれば、横並び主義の色んなことから解放され、子育ての気持ちが楽になる気がしている。

我が家の長男は最近、左右別々の靴下をはくことが当然になってきた。
夏なのに家の中でも靴下をはいてることも驚きなのだが、これはひとえに電車への愛ゆえの公道だと思われる。(もちろん靴下の絵柄は電車、写真では左がスーパーコマチ、右がロマンスカー)
どこかに出かけて靴を脱ぐ場面に出くわし、周囲を見回してももちろん左右別々の靴下をはいている子は皆無。
きっとこれは先ほどの話の流れでいえば3%の部分なのであろう。
そういえば先日一色海岸に行った時はビーチに1000人ほどいる中で彼ただ一人全裸だったが、これも3%なのだろうか。

答えなどないが、何事も気負わず気楽にやるのが一番だと思う。

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赤ん坊同伴社会(その後part2)

2014/07/28未分類


赤ん坊同伴社会に早くも超えるべき障壁が現れた。それは二歳児の登場だ。
二歳児と言えば歩き始めて、でもまだ聞き分けがつかない手のかかる時期。
赤ん坊同伴社会を目指して子連れ出社をokにして、というか自然とそうなっていって、全く問題なかったので少しずつ情報を拡散して受け入れが増えていって、これまでは1歳未満が多かったがいよいよ二歳児も週二でオフィスに登場し始めたという流れだ。

障壁と書いたが、もちろん自分たちで選んだ障壁。
結果的に「これはさすがにやめておこう」という判断になる可能性もあるので、そこはお互い相談して2ヶ月の期限を設けてその中で我々も、子連れ出勤していただくスタッフにも最大限の最適化に向けた工夫をする。
といってもマットを敷いて柵を設けたり、ポータブルDVDプレイヤーを用意してみたり、、、(既に水の入っていないビニールプールは設置済み)

グラミン銀行の連帯責任制に倣って専任のスタッフを雇うことはしないことは前回書いた通りだが、その手前の簡単にできる工夫をこの2ヶ月ある程度積み上げて対処できるか見てみようと思う。

実際に験(ため)すと書いて経験。
Good Experience, Good Life. と同時にGood Work, Good Experience.
そういうことです。続く。

参照)
赤ん坊同伴社会
赤ん坊同伴社会(その後part2)

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出産祝いの大本命。(になれたらいいな)

2014/07/23未分類


昨年のリラックスカタログBlue以来の新商品が登場。
今回は出産祝いなど赤ちゃん・親御さん向けにプレゼントすることを念頭に置いた商品です。
その名も赤ちゃんのためにさいしょにえらぶ経験のカタログ

年齢的に1-2年前から周囲が出産ラッシュに入ったけれど、親友の出産祝いに贈りたいもがないという社内の声から生まれたのがこの商品です。

SowExperienceの作るギフト商品なので、もちろん掲載されているのはエクスペリエンス。
ベビーヨガやベビーサインにベビートリートメント、あと最初は少し分からないかもしれないけど家族で楽しいサファリパークや都内バス観光、そして産後のママをいたわる託児付きのヘッド&ネックケアなどが選べます。

それだけではありません。
今回の商品は小さい赤ちゃんのいる家庭向けということで、出かけるのが大変なケースも多々あることを想定して15種類の玩具も選べるようになっています。
赤ちゃんにとっては玩具で遊ぶことも立派な経験ということで、入れてみました。

出産祝いや1歳2歳誕生日など、親族や友人家族のお祝いにぜひご利用ください。

赤ちゃんのためにさいしょにえらぶ経験のカタログ
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今日の我が家はBooming Africaラボ。

未分類


先ほどまで自宅にウガンダ人のロナルドが遊びに来ていた。
幼い頃にエイズで両親を亡くし、あしなが育英会のサポートで日本に留学してきた彼も、まもなく大学院を修了し、とある大企業で働き始める。
といっても単なる就職ではなくアフリカ支社の社長になることをほぼ前提にした特別就職だが。

これから40年間成長し続けるアフリカは、今20-30代の我々にとってはある種最高のエンターテイメントの一つだと思うし可能性の宝庫であると思う。
僕は自分自身でも恐らくこれから積極的に関わっていくことになると思うが、それと同じかそれ以上に、彼をテレスコープ代わりにして大いに発展していくアフリカに触れ、観察していきたいなと強く願っている。こんなに楽しいことがあるだろうか。
今年の冬には彼と巡るウガンダ・ルワンダツアー・ケニアツアーも敢行予定で10名ほどで行こうと思うので、興味ある方はぜひ連絡をいただければ。

来年10周年を迎えるSowExperienceはいよいよ良い人が集まりつつあるし、きっと大いに発展すると思う。
でも、僕みたいに色んなことに次々と興味がわいてくる、しかも案外どれもピュアな動機だったりするので仲間も集まってきたりする人は、ひとつのことに縛らずどんどん泳がした方が社会のためになると、今でも信じて疑わないのです。

こちらはロナルドをオフィスに招いた時の動画。

SOW EXPERIENCE Talk 004 Lubega Ronald from SOWEXPERIENCE on Vimeo.

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管理の病への徹底抗戦。

2014/07/17未分類


今朝、ふとしたことで鉄の話になったのだが、その中で聞いた東京タワー建設時の話が面白かったので、少々。

東京タワーはご存知の通り鉄塔で、鉄と鉄の接合に大きな鋲を使っているが、あの鋲の打ち込みには2人のスーパーマンが必要だったそうだ。
ひとりは鋲を高炉で焼く人。もうひとりが焼かれた鋲をハンマーで打ち込む人。
そして炉で焼かれた鋲は上方で構えている職人に投げてパスしていたというから驚きだ。
重いでしょうし、焼かれた鉄なので数百?千度?以上はあったでしょう。
更にこの作業を東京タワーの丈夫数百メートルでも行い続け、最終的には3万本の打ち込んだというのだから、とんでもない。

最近はとにかく法令遵守や安心安全とうるさい世の中。
「完全なる管理」などあり得ないし、最後の1%の危険性や無秩序まで排除しようとすると、それ以外の99%を整備するよりも倍以上の手間と経済的コストがかかってくることが明らかなのに、社会はそれを要求する。
大津波を受けて数百キロにわたって建設中の防潮堤も同根に違いない。
逃げずに済む壁、しかも壊れるかもしれない壁を作るよりも、波が来たら逃げろというメッセージを強く発し続けた方が良いと思うのだが。

SowExperienceも少しずつ事業が拡張する過程で「管理の病」に立ち向かわなくてはならない場面が増えてきた。自社内でも、対外的な取引においても。
そんな時はこの東京タワーの話を思い出すようにしたい。

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赤ん坊同伴社会(その後part1)

2014/07/15未分類


noteにダッシュボード機能があって全記事の閲覧数などが見られることが分かり、なるほど体験についてやオフィス(組織)について書いてる時の方がアクセスが多いことが分かったので、うかれた僕は何度となく書いている子どものいるオフィスについて更に思考を進めたプロセスを書いてみようと思う。

採用を進めている中で、景気回復と労働人口減少により良い人材の獲得が大変になってきていることが明らかな今日この頃だが、そこで会社として全面に、、というところまではいってないものの個人的に「子連れ出社もok」と書くと確実な反応と手応えを感じる。これは採用活動における打ち出の小槌なのではないか、と。

そして先ほど一つ良いシステムを考えたのだが、オフィスで子守りをする専任スタッフを雇うと、そのスタッフの方法が気になったり、そもそも業務を一人で抱え込むのは組織としての脆弱制やストレスなど色々な問題を孕むので、これを子連れで来てるママスタッフの輪番制にするのはどうだろうか。
子守りの仕方に多様性が生まれて楽しそうだし、皆がお互い様と思えば色々と多めに見合うことができる気がする。
それにグラミン銀行が債務者を3-4人まとめて連帯責任にした結果返済率がグッと上がったように、そこには何かしら良い連帯意識が生まれるのではないか。

先日会ってきた京都造形大学の椿先生も「営業に子ども、連れて行っちゃえば良いのですよ。そしたら待機児童問題一気に解決しますよ」と仰っているようで笑っていたのだが、意識せずこの道を進みつつある気がする。

もちろんそれで仕事が回らなくなってはいけないし子どもが本格的にやってくるとなると安全安心の受け入れ態勢が必須なのだが、とはいえこれが実現できれば、そもそも「子どもは家か保育園に」「女性労働力活用のための保育施設拡充」という現代社会の大前提や骨太の指針の他にも解決策がある気がしてならない。

こうして日々の小さな出来事や現象をじっくり観察していくと、小さな会社のちょっとした変化にも社会の大きな流れを感じることができて実に面白い。
また何か動きがあった時にでも、このシリーズは続きを書いていこうと思う次第。

参照)赤ん坊同伴社会

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西村琢(Tak Nishimura)
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-CEO of Sow Experience Inc
-体験ギフト/Experience Gift

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