生死をかけた技術革新

2010/02/09未分類

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▼日産のイノベーション研究センターの方々と1年ぶりに月島でアンコウを食べつつ、飲んだ。
日産と言えば今、電気自動車のLEAFが注目を集めている。年間5万台の販売を目指している世界初の本格的量産電気自動車だ。価格も同じクラスの車と同等の競争力を持った価格なので決して高くはない。
ちなみに現在西海岸で注目を集めている電気自動車メーカーのテスラやフィスカーは年産数百〜数千台、価格も800万円前後という事実を知ると、キャズム越えするのはしばらく難しいのかなという気がしてくる。

▼そして色々話を聞いて面白かったのが、LEAFは日本と米国での目標販売数がやはり一番多いのだが、なんとその次はイスラエルなのだ。
理由を聞いてみると、産油国に囲まれつつも原油が採掘できないイスラエルでは、周囲の国家に石油依存しないことが国家戦略・安全保障上の喫緊の課題で、電気自動車の導入は避けては通れないということらしい。
彼らにとって電気自動車はエコではなく国家の安全保障対策としてのプロダクト・技術なのだ。

▼そういえば似たような話で、イスラエルが米国やインドと同じくソフトウェア関連の技術が進んでいる理由は、国土の狭いイスラエルは周囲の対立国がいつ撃ち込んでくるか分からないミサイルを迎撃すべく、高度な解析技術や専門家が養成され、そういった軍事関連で培われた技術がそのままソフトウェア開発にも活かされているということだ。
「エコ」とか「効率化」ではなく「生死をかけた技術革新」がそこにはありそうだ。

nissan-leaf

2 Responses to “生死をかけた技術革新”

  1. かの国は農業技術も半端じゃないんですよ。
    もちろん軍事が一番際立っていますが。
    Biotechの業界でも存在感のある国です。色々と問題もあるけれど。

  2. 農業も!それは初耳です。一度行ってみなくては。

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西村琢(Tak Nishimura)
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