人気のオーダーシャツ・ジャケットができるまで(再放送)

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ソウ・エクスペリエンスの人気メニューの一つが「オーダーメイド」。シャツなどを、自分にぴったりのサイズで、好みのデザインに仕上げられます。贈る側は女性が多いのですが、ご自身ではシャツやジャケットをオーダーする機会はなかなかありませんから、「どんなふうにシャツができるのか知りたい」という声をよく聞きます。

そんな声にお応えし、以前ソウ・エクスペリエンスのスタッフがオーダーシャツやジャケットを作ってきた模様をお知らせしたのですが、バレンタインも近づいてきましたので、3年前の体験の模様を再放送したいと思います!

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ソウ・エクスペリエンスの「オーダーシャツチケット」(1万500円 税別/送料別)、「オーダーブレザーチケット」(3万500円 税別/送料込)、「オーダースーツチケット」(5万500円 税別/送料込)は、「麻布テーラー」全26店舗で利用できる体験チケット。麻布テーラーは、細かいところまでこだわれるパターンオーダーが人気の店。ここで、自分好みのシャツ、ブレザー、スーツを作れるのだ。

女性が男性にプレゼントするのにぴったりの商品なのだが、女性からは、「オーダーシャツやスーツって、どんなことをするのか分からないから贈るのが不安」との意見あり。確かに、女性は男性に比べて、オーダーで服を作ることが少ない。

そこで、男性スタッフ3人が体を張って、実際にシャツやジャケットをオーダー。どんなところが魅力なのか紹介する。

サイズぴったり、ディテールにこだわり

普段はとてもラフなスタイルの男性スタッフ3人が、麻布テーラー銀座7th店にお邪魔した。

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店の前でまずは、はいチーズ。左から遠藤、矢動丸、関口です(若い!)

エンジニアの遠藤は、日頃Tシャツが多め。私、関口は、くたくたシャツが多め。いつも比較的しっかりしたかっこうをしているのは矢動丸。

今回、遠藤はシャツ、関口と矢動丸はジャケットを作ることにした。まずはシャツから。

<オーダーシャツの基本的な流れ>
1.シルエットを選ぶ
2.生地を選ぶ
3.襟の形を選ぶ
4.袖の形を選ぶ
5.ポケットの形を選ぶ
6.ボタンを選ぶ
7.オプションを選ぶ
8.採寸
9.受け取り(3週間後)

大まかな行程を見ていただければ分かるように、自分で選ぶポイントが非常に多いのがオーダーシャツ。ある程度、欲しいシャツのタイプを想定していないと、目移りしてしまうかもしれない。

遠藤は、そもそもシャツを着る機会が少ないので、すべての行程でどれにするか悩みまくり。「いやー、これ迷っちゃいますねー」を連発していた。

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「シャツをあんまり持ってないんで、白ですかねー」(遠藤)

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「どんなシーンで着るかを想像すると選びやすいですよ」

用途によって、タイプは様々だ。例えば、ネクタイをするかどうかによって、選ぶべき襟の形は変わるし、着るシーンによって、生地の色などは変わってくる。

結局、スーツを着る機会が少ない遠藤は、オンでもオフでも着られるものを要望。白い生地を選択し、ネクタイをしないことも想定して、比較的襟が大きめなボタンダウンをセレクトした。

ボタンなどを縫い付ける糸の色を黒にし、ステッチを目立たせるようにして、少しカジュアルさも。

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見本があるので、想像しやすい

ひととおりディテールが決まったら、採寸をしてもらう。パターンオーダーは、採寸後にベースとなるゲージを決めて、そこから着る人に合わせて首回りや袖の長さ、着丈などを調整していく。ぴったりめなのかゆったりめなのかなど、好みのサイズ感にできる。腕時計をする左の袖口だけ広くするという指定も可能だ。

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既成服は合わない人も、オーダーならぴったり

こうして、約40分ほどですべての行程が終了。あとは3週間後の出来上がりを待つ。

こだわりポイント盛りだくさんのジャケット

<オーダージャケットの基本的な流れ>
1.生地を選ぶ
2.モデルを選ぶ
3.フロントボタンのタイプを選ぶ(ダブルにするかシングルにするか、襟の形はどうするか)
4.腰ポケットのタイプ、形を選ぶ
5.ベントのタイプを選ぶ
6.裏地の張り方を選ぶ
7.袖ボタンの数、付け方を選ぶ
8.内ポケットの仕立て方を選ぶ(オプションで“台場仕立て”にするかどうか)
9.襟の幅を選ぶ
10.ネームの入れ方を選ぶ
11.裏地を選ぶ
12.ボタンを選ぶ
13.採寸
14.受け取り(3週間後)

ご覧のとおり、シャツよりも選ぶポイントが多いのがジャケット。最も悩んだのが、序盤の生地選び。生地を見て、これがジャケットになるとどうなるか想像するのは楽しい半面、難しくもあり一苦労。

私と矢動丸は、おそらくここで20分くらいあーだこーだ言いながら悩んでいた。

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「どうしようこれ」(矢動丸)、「いや、どうするよこれ」(関口)

他に、見た目に大きなインパクトがあるのが、フロントボタンのタイプや腰ポケットの形、ボタンの種類。生地も含めてこれらは、珍しいものを選べば、個性的な印象になる。

見た目へのインパクトは小さくても、こだわると楽しいポイントもある。裏地や台場仕立て、ネームなどは、密かに自分好みにすると、着る楽しさが増えそうだ。

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「ボタンはこれかなあ」(矢動丸)

2人はたっぷり30分ほど悩みながら各項目を決定。採寸をしてもらい、この日の行程は終了した。

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サイズゲージを着て、ウエストのしぼりや着丈などを調整すると、ぐっとイメージが湧く

関口は、シングル2つボタンで襟の形はノッチドラペル、袖型はシャツ袖(袖側が盛り上がらない仕立て)、腰ポケットが外側にある3パッチポケットにして、ステッチあり、袖ボタンは3つで離して付けて、内ポケットの仕立て、襟の幅はノーマルに、ネームは漢字で苗字を入れて、裏地やボタンはやや目立つ色を選択した。

矢動丸は、シングル2つボタンで襟の形はピークドラペル、袖型はノーマル、腰ポケットはフラットにして、ステッチあり、袖ボタンは3つで離して付けて、内ポケットの仕立て、襟の幅はノーマルに、ネームも入れて、裏地は表地と合う色にして、ボタンを有料オプションで水牛の角製のものに変えた。

さて、どんなものができたか

3週間後、出来上がった服を取りに、再び麻布テーラー銀座7th店を訪れた3人。完成品を試着してみた。

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10 どうでしょう。どうですか。

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黒で印象的に

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有料オプションで選択した水牛の角製のボタン

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襟が上を向いたピークドラペルで、袖型はノーマル(袖側が盛り上がっている)(上上写真)。ノッチドラペルで、袖型はシャツ袖(シャツのように袖を付けている)(上写真)

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渋く漢字でネームを入れてみた

女性の皆さんにも、このカスタマイズの楽しさがお分かりいただけただろうか。いや、より分からないと言われそうだけれども、男性はこういうのが楽しいと思う人が多いはずなので、バレンタインにはこの体験チケットをぜひ贈ってください。そして、女性と一緒に来店する男性も多いそうなので、ぜひ店に足を運んでみてください。

今回の体験が贈れるカタログ

 

紹介したお店

麻布テーラー銀座7th店
東京都中央区銀座7-5-4 毛利ビル4F
電話:03-3573-3161
営業時間:11:30〜20:00(土・日曜日、祝日は11:00〜20:00)
定休日:木曜日
https://www.azabutailor.com/