3月は卒業シーズン。高校や大学を卒業したら、春からは就職してこれまでと全く違う生活を始める人も多いと思います。そんな相手への贈り物には物ではなく「体験」ができるギフトをプレゼントするのはどうでしょう。卒業までの張り詰めた気分を一新できるアドベンチャーの贈り物や、新しい生活を始めるのに役立つオーダーメイドのギフト、また新しい生活にスムーズにシフトできるきっかけを作ってくれるような体験のギフトなど、卒業する人の気持ちに寄り添って選んだ贈り物10選を紹介します。
その1 仲間達との思い出をプロの手に委ねる卒業の記念写真撮影
卒業するときに忘れてはいけないのが記念写真。スナップショットならスマホを使って簡単に撮ることができますが、本当に記念として残しておきたい写真はぜひプロのカメラマンの手に委ねたいものです。そんな願いを叶えてくれるのが体験ギフト「メモリアルフォト撮影チケット」。このカタログを使うと、プロにしっかり記念写真を撮ってもらえます。たとえば「ラヴィ・ファクトリー」で写真撮影できるコース。ラヴィ・ファクトリーは全国各地に支店を持っていますから最寄りのスタジオでの撮影が可能です。撮影に参加できるのは6人まで。親しい仲間たちとの記念写真にぴったり!これまで仲間達と分かち合ったたくさんの思い出も、この記念写真があればさらに鮮明に心に浮かび上がってくることでしょう。
その2 体にフィットし自分のテイストを反映するスーツのオーダーメイド
男性で卒業後に就職が決まっている人にあげるなら、「オーダースーツチケット」をプレゼントするのはどうでしょう。この体験ギフトを使うと、たとえば「azabu tailor 銀座 7th 店」でオーダーメイドのスーツが作れます。コースではまず好みの生地、襟の形、ポケットの形、その他のオプションを選び、次に体の寸法を測ってもらいます。仕立て期間は約4〜5週間。その人にしかない、しかも体形にぴったりマッチした1着が出来上がります。スーツはレディーメイドなら市販のものがたくさん出回っています。でも就職先の職場での大事な時には最も着心地が良く自分のテイストを反映したスーツを着たいものでありたいですね。このコースで作るスーツはそんな願いを叶えてくれる卒業のステキな贈り物になることでしょう。
その3 社会人として羽ばたく男性には「良い靴」が欠かせない
就職が決まっている男性へのオーダーメイドの贈り物としては、スーツの他にも「オーダーシューズチケット」があります。このチケットを使うと2つの方法のどちらかで靴を1足オーダーできます。1つは麻布十番にある「Spica」でフィッティングを行うやり方。もう一つはフィッティングキットを自宅に送ってもらって行うやり方です。最も心地よく感じるまでフィッティングを行い、靴のデザイン、革の種類、ソールを選びます。「足元を見られる」という言葉がありますが、靴は着ている洋服と同じくらい大事な印象を与えます。それまで学業に励んでいた人にとって社会人として羽ばたくときになくてはならない「良い靴」。そんな贈り物を、今度卒業する男性の家族のメンバーや知人にプレゼントしてみるのはどうでしょう。
その4 就職する女性には社会人として自信を付けてくれるメイクレッスン
これから社会に出て行く女性への卒業の贈り物なら、「メイクアップレッスンコース」も良いかもしれません。化粧品の基礎知識とメイクのやり方を教えてくれる50分間のコースです。レッスンの最後には「アドバイスシート」を作成してくれるのでその後もいろいろと参考にできます。全国各地に支店を持つ「アトリエはるか」の中から最寄りのお店を選んでお出かけください。学校に通っていた時にはそれほど必要とされなかったメイクも、就職する女性にとっては欠かせない身だしなみの一つ。このコースを受けてメイクのやり方がわかれば卒業後もきっと自信を持って人生の次のステージに進むことができはずです。
その5 新しい環境で体調を崩さないための運動の習慣作り
卒業後はそれまでとは違った環境で過ごすようになる場合がほとんどだと思います。親元を離れて別の町に引っ越す人もいることでしょう。そんなふうに環境が変わるときには体調を崩しやすくなるものですね。「パーソナルトレーニングコース」はそんな人にぴったりの運動の習慣を身につけるきっかけを作ってくれるコースです。それと同時に、ダイエットしたい人や筋トレをしたい人のためのプログラムも用意されているので各人にふさわしいトレーニングを選ぶことができます。勉強や仕事での忙しさにかまけて陥りがちの運動不足。この体験の贈り物はそんな運動不足にストップをかけてくれるはずです。卒業を間近にして疲れ気味に見える人に選んであげてください。
その6 卒業後の気分転換にはアウトドアアクティビティーがぴったり
卒業を迎えるまでには、受験があったり就活があったりと心身ともに疲れが溜まっている人も多いと思います。アウトドアのアクティビティーを体験して気分一新してもらうのはどうでしょう。「CitySUP®BOAT なにわ三大橋めぐりコース」は水の都大阪で天満橋、天神橋、難波橋の三大大橋をくぐりながら楽しむボートスポーツ。利用人員は2名。ボートは安定感のあるタイプでガイド付きですから初めての人でも安心して楽しめます。川に四方を囲まれた大阪の町を水上から眺めながら体験するこのコースは、卒業して次の新しい生活が始まる前の気分転換としてきっと喜んでもらえる卒業の贈り物になることでしょう。
その1 何枚あっても嬉しいワイシャツをオーダーメイドできる体験
卒業祝いを贈る相手が今度卒業して親元を離れることになっているなら「こだわり素材の料理教室コース」を卒業の贈り物に選んでみてはどうでしょうか。これから住むところが食事付の寮なら自分で食事の用意をする必要はないでしょうが、アパートやマンションで一人暮らしをするのであれば、料理がある程度できることは生活する上で強い味方になります。ここでご紹介するコースは東京の青山にある「CrossKitchen」で開かれるコースです。週毎教える内容が変わるのが特徴。男女を問わず参加でき材料や調味料にこだわった料理方法を学ぶことができます。卒業して生活の環境が変わるだけに、健康につながる食を大切にして欲しいもの。この料理教室の体験はきっとそんなあなたの思いを伝えてくれるはずです。
その8 大空を飛ぶシミュレーションで次のステージに羽ばたこう
体験できるアクティビティーの中で少しユニークなのがフライトのシミュレーションです。「デイフライトコース」はそんな体験を提供してくれる体験プレゼント。今度卒業する家族のメンバーや知人に卒業の贈り物としてプレゼントするのはどうでしょう。このコースは「フライトシミュレーター スカイアートジャパン」が主催する操縦体験プログラムで、実際に使われる機種は「ボーイング777-300」。パリ、ドバイ、ハワイなどの主要観光地へのフライトがシミュレートできます。このコースの参加人数は4人まで。同じように卒業する親しい仲間を誘って参加してもらうことができます。飛行機を操縦して大空を飛ぶ体験は、まさに卒業という次の人生のステージに羽ばたいて行くイベントにぴったり。卒業後の新生活でも大きな励ましとして心に残ることでしょう。
その9 卒業しても親元にいる人には気軽に行けるカフェチケット
今度卒業する家族のメンバーや知人が、まだ親元を離れなかったりそのまま勉強を続けるなど、卒業後の生活自体に大きな変化がなさそうならば、気軽な気持ちで行ってもらえる「カフェチケット 全国版」を卒業の贈り物としてプレゼントするのはどうでしょう。このチケットを使うと全国から厳選された約100店のカフェの中から好きな店を選んで、3000円までの食事やドリンクが楽しめます。例えばここで紹介する「カフェチケット利用コース」では、大阪市にある「AUX BACCHANALES 梅田」で軽食やドリンクが味わえます。このカフェは「フランスの大衆文化を伝える」をモットーに開店したテラス席のあるカフェ。日本にいながらまるでフランスの街で食事をしているような気分に。卒業の晴れやかな気分にぴったりの楽しいプレゼントになるはずです。
その10 遠距離恋愛が始まるカップルにはグラス作りで思い出の品を
卒業は新しい希望に満ちた生活の始まりである場合が多いですが、時にはそれまで付き合っていた人と就職先や進学先が異なるため、離れ離れになることもありますね。遠距離恋愛で付き合うことになるそんな二人のために「サンドブラスト マイグラス作りコース」を卒業の贈り物にするのはどうでしょう。このコースは、東京都東山にある工房「T’arton Glass」でグラスに好みの模様を写し、それをサンドブラスト機で掘り込み自分だけのグラスを作る体験コースです。2人で参加してお互いに思い出になる作品を作れば、離れていても心を通わせることができるのではないでしょうか。卒業後遠距離恋愛になるカップルにおすすめの卒業の贈り物です。
喜びと不安が同居する卒業に、それぞれに合った記念の贈り物を
卒業の季節が近づくと、卒業していく人だけでなく、その人の家族や知人・友人までもが複雑な思いにかられるものです。人生の一つのステージが無事に終わることを喜ぶと同時に、これから始まる新しい生活を思って不安になったり心配になったりする場合が多いのではないでしょうか。そんな複雑な思いが同居する卒業というイベントのための贈り物として、男性向き、女性向き、カップル向き、また卒業までの心身の疲れを一新したり新しい生活に向けての歩調作りのできる体験コースなど、それぞれの立場に合ったプレゼントのアイデアを10選ご紹介しました。今度卒業する人のための贈り物選びとして参考にしていただければ嬉しいです。ぜひ受け取る人にぴったりなギフトを選んであげてください。